動画広告とは?その効果とプロモーションを成功に導くポイント

企業が広告から動画で集約することのメリット

これまでのインターネット上における宣伝や広告と言えば、ホームページのコンテンツか、バナー広告やオンラインショップでの宣伝が基本でした。

企業がスタッフの採用や取引先へのプロモーションのために力を入れて制作するホームページでは、自社の事業内容や経営理念、働く環境などをアピールしたいと思うばかりに内容がどんどん濃くなって、ページ数も増えたり、1ページの文章の分量や図や画像が膨らんだりしていくケースが少なくありません。
その企業に就職したい、サービスを利用したいと考える方なら必要な情報が盛りだくさんであり、長く留まって情報をチェックしてくれることでしょう。

ですが、軽い興味程度でアクセスした方は、読むのが面倒になってすぐに離れてしまったり、そもそもページが重くてアクセスしにくいと断念したりしてしまいます。

企業がホームページを使って呼び込みたいのは、内容をじっくり読まなくても興味津々を持ってくれる就職第一希望者や、商品やサービスを買いたいとほぼ決めている人ではなく、まだ迷っている人や知ってもらわなければ買ってくれない人ではないでしょうか。

ターゲットとすべき人にホームページに留まってもらい、情報を手短かながらも十分に把握してもらうためには、大量のテキストデータより、情報が凝縮された動画の方がベストです。

商品や商材の宣伝に動画を用いるメリット

オンラインショップでの商品販売や教材などを販売するうえでは、詳細な商品やサービス説明が求められます。
気軽に買い物ができても、実際に見て触って確かめることはできない分、ユーザーは情報を求めてくるからです。

こうしたユーザーの心理を逆手に取ったのが、ページを丸々1ページ使って延々と良い面をアピールし続ける広告が登場しました。
衝撃の画像や作り手の想いやこだわり、利用者の体験談など山ほど盛り込んだうえ、スクロールして初めて購入ボタンが現れる仕組みです。

確かに功を奏した宣伝手法でしたが、宣伝手法に乗って購入したユーザーが一巡すると、誇大広告だと思われたり、宣伝ほどのものではないと思われたりするようになっています。
そのため、今では気になるバナーを見つけて開いたページが、膨大な宣伝ページであるために重くて開くのが遅いと、その場で閉じてしまうユーザーも増えてきました。

手の内がバレてしまい、寄ってこなくなった広告の代わりに役立つのが動画です。
ユーザーが飽きない程度の長さで、商品のこだわりや紹介をすることで、伝わりやすくなり、購入促進につなげられるのです。

動画広告の手法の代表的な3タイプ

動画広告で今活用されている方法として、代表的なのが以下の3つです。
インバナー動画広告はバナー広告を動画に変更するパターンです。
音声はOFFで配信できるので、電車内でスマホを通してネットを見ているユーザーが困る心配もありません。
インストリーム動画広告はユーザーが見たい動画を見つけて、再生した際に5分後や15分後といった具合に、途中に流れる動画のことです。

動画を配信している投稿者の収益として流されます。
見ないと見たい動画が始まらないケース、スキップできるケースに分けられます。
インリード動画広告はユーザーがWebページをスクロールして動画広告が画面上に現れた段階で、自動的に再生がスタートするものです。

企業のホームページでの企業紹介動画やオンラインショップの商品紹介などにも活用できます。

動画広告を成功させるために

動画広告の効果を発揮させるためには、目的を明確にしてそれに適した動画を作成して、最適なスタイルで配信することが大切です。
動画広告の主な目的としてはブランディング、認知度の拡大、販売促進が代表的です。

企業価値や製品・サービスの価値を伝える目的のブランディング動画は、3分から5分程度の内容でストーリー性を持たせることがポイントになります。
長すぎては飽きられてしまいますが、短すぎては伝わりません。
訴えたいことが凝縮され、かつ、ストーリーに乗って理解しやすい内容を構成することがポイントです。
企業名や商品名、サービス名などを知ってもらいたいという認知度の拡大を目的にする場合は、1分から3分程度の短時間で、SNSなどで気軽にシェアされるようなインパクトの強いものがベストです。

自虐CMは近年のトレンドで、思わぬ興味を持ってもらえる1つの手法となっています。
販売促進のための動画は15秒~30秒程度の短時間のもので、まだ興味を持っていない人に向けて商品のアピールをする方法と、1分から3分程度で商品の詳細や応用できる内容なども網羅し、すでに興味を持っている人の背中を押す方法があります。
目的が明確になったら、ユーザーの心を捉える企画を立てて内容を詰めていきましょう。

視聴時間も重要なポイントで、アピールしたい層がどんなシチュエーションで、どんな媒体で見ているのかを検討することが大切です。
スマホ主流の若い世代なら、回線速度などの関係もあり、長い動画は敬遠されがちです。

また、目的によっても異なり、就職希望者なら長い動画も見たくなるかもしれませんが、ちょっと興味を持っているだけの人に向けるなら、最初からあまりに長い動画を配信しても途中でフェイドアウトされてしまうので時間配分にも注意しましょう。