インタラクティブ動画(双方向動画)の可能性がやばすぎる件。

インタラクティブ動画(双方向動画)は配信者が一方的に動画を流すだけでなく、視聴者のアクションを呼び込めるという双方向型の動画です。
ピンと来ない方は以下の採用動画をまずは見てみてください。

https://recruit.mfro.net/

実際の社員さんや社長や役員まで登場して、俳優さん並みの演技でストーリー仕立ての動画になっているのも興味深いですが、動画の中にさまざまな仕掛けがあったのに気づかれたでしょうか。
新しい登場人物が出てくるたびに、気になった社員のインタビューへと進めたり、1日のルーティーンの解説をクリックして読めたりします。

さらにユニークなのは、新人がわからないところを先輩に尋ねるかどうかをゲーム方式で答えを取捨選択できるという小細工です。
ダラダラと動画を流しているだけでは途中で飽きられてしまうこともありますが、インタラクティブ動画では視聴者参加型で興味の持続も可能です。

何より会社の独創性やアイディア、職場の雰囲気なども伝わりやすく、今時の就活生の心を捉える動画と言えるのではないでしょうか。

インタラクティブ動画で得られる効果

・集中の持続と印象のインプット

今時の若い世代をはじめ、スマホを何となく眺めるという人は次々にネットサーフィンをする人が多く、ちょっと見てつまらないと思えば、すぐに別のサイトや動画へと移ってしまいます。
インタラクティブ動画なら、自分のアクションが求められるので、次を期待しながら最後まで集中して見てもらえるメリットがあります。
動画を受動的に見るだけでは記憶に残りにくい情報も、自らアクションを取ったことで記憶としてインプットされやすくなるのも魅力です。

・宣伝促進効果

最初に見ていただいた動画のように、インタラクティブ動画は相手のアクションも含めて企画されるので、よりオリジナル性を持ち、ユニークな内容に仕上げることが可能です。
実際に体験した視聴者が面白いと感じれば、SNSでどんどんシェアされるなど、あえてプロモーションを図らなくても、低コストで自然な宣伝効果が生まれるメリットがあります。

・エンゲージメント効果

視聴者がアクションを取りながら進んでいく動画は、最後まで見てもらえる確率が高まります。
先の採用動画であれば、最後まで行きつけば、ワンクリックで応募ページに飛ぶなどして応募率を高めることが可能です。

また、商品やサービスの購入促進にもつなげられます。
例えば、化粧品のCM動画を流しても、それだけでは興味がない人やどうせ高級品でしょと思った人は見てくれません。
それをお肌の悩みに関するアンケートに答えていくといったアクション型にすれば、何か解決するかなとか、もっとお肌が良くなるかなと最後までアンケートに答えてしまいます。
そして、自分の肌状態や成分に関心が沸いたところで、商品情報が出れば、サンプルを請求してみようとか、お試し購入してみようというエンゲージメントにつなげることができるのです。

インタラクティブ動画の活用法

・プロモーション活用

SNSの公式サイトにインタラクティブ動画をアップしたり、SNSユーザーにインタラクティブ動画を拡散してもらい、興味ある人がタップするとECサイトやオンラインショップへと誘導されたりする仕組みを構築します。
例えば、アパレルショップなら、季節先取りのアイテムを着たモデルが登場する動画などを配信し、気になったモデルの服をタップすると、購入ページに即遷移するという仕組みです。
クリックしたくなる瞬間は、最も欲しいと思う気持ちが高まっているときなので、購入確率も高まります。

・動画アフィリエイト

動画投稿サイトで自分が作成した動画を流す前や、途中にアフィリエイト動画を入れ、それをクリックすると購入ページなどに遷移するという仕組みを作ります。
興味を持った動画を見ようとしたついでに、興味のある宣伝が流れてクリックするわけですから購入率も高まり、アフィリエイト収入アップも期待できます。

・フォーム動画

アンケートの回収率を挙げたい、資料請求につなげたい、見積もりにつなげたいなどの場合に、動画でアンケートを配信したり、興味を持ってもらえるアクション型の動画を作成したりし、最終的なアクションとして資料請求フォームやお試し購入の申し込みフォームなどに結び付ける方法です。

・クーポン配信

お店紹介やメニュー紹介の動画を見て、興味を持ったら視聴中にクーポン保存ができ、それを持ってリアル店舗やオンラインショップなどで使えるというスタイルです。
視聴者のモチベーションが高まった時点でクーポンを獲得できるため、クーポンの利用率が高まり、集客や客単価アップなどにつなげることができます。

インタラクティブ動画の問題点

採用動画の例でもわかったように、かなり手が込んでいて、企画や発想に柔軟性が要求され、作成の手間もかかります。
また、ダウンロードや再生に時間がかかる場合もあるため、スマホユーザーや低速での利用しかできないネットユーザーにとっては敬遠されてしまうリスクもあることに留意しましょう。