多くの人をひきつける!動画広告4つのメリット+2つの課題

動画広告に心惹かれて、思わず商品サイトを見に行ったことのある人は多いでしょう。
このインターネット時代、アメリカ・日本ともに動画広告市場は過去に例を見ないほど拡大しています。
これはスマートフォン利用者が増加したことによりますが、主要メディアがすでにTVから動画サービスへ移行した現実と言えるでしょう。
そんな動画広告において、宣伝側にどんなメリットや課題があるのか、人間心理やマーケティング面から解説します。

動画広告が持つメリットは4点

それでは動画広告がどのようなメリットを持つのか、ポイント4点をまとめてみましょう。

・目を捉えやすくわかりやすい

人は動くものに無意識に反応する性質を持ちます。
このため動画は静止画に比べて視界を捉えやすく、短時間で幅広くアピールすることが可能です。
広告はまず見てもらわなければなりませんが、動画広告の場合、この第一目的をクリアしやすく、しかもわかりやすいという特徴を持ちます。
文章を読むのが苦手でも動画は苦にならない人が多いため、わかりにくい商品や機能も視覚的に説明することが可能なのです。

・使用イメージを伝えやすい

マーケティングで重要なのは、商品を使うことをイメージさせて魅力を伝えることです。
写真や文章より動画の方がこれを実現しやすく、商品の良さや特徴をダイレクトに伝えられるのがメリットです。
実際にその商品やサービスを利用する場面を動画にして見せることで、視聴者が疑似体験し、結果的に「自分も使用してみたい」「チャレンジしてみたい」という購買意欲につなげることができます。
また同時に、意識のズレによる返品率を下げることもできるでしょう。
わかりにくい商品やサービス、言葉の壁がある外国へのプロモーションにも絶大な効果があります。

・視覚と聴覚にアプローチできる

ご存じの通り人には五感がありますが、影響の受けやすさには順位があり、90%以上の情報を視覚と聴覚から受け取っていることがわかっています。
つまり動画の持つ要素を駆使すれば、商品やサービスの魅力を最大限に引き出し、視聴者に伝えることができます。

また、アメリカ国立訓練研究所の研究によると、人が学習する場合の知識の定着率は、テキストより動画の方が高いことがわかりました。
レクチャーでは5%、リーディングでは10%、オーディオビジュアル(動画)では20%となっていますので、結果は倍となっています。
この上がデモンストレーションで30%、人から教わるのが90%となっていますので、動画の作り方次第ではさらに高い記憶の定着率が望めるでしょう。

・主要メディアでアピールできる

現在、スマートフォンやタブレット端末の普及により、主要メディアはTVから動画へシフトしています。
これを踏まえ、動画広告へ切り替える企業が増え、今やCMと言えばこちらが主流となっています。

動画広告のメリットは、流す場所や時間はもちろん、期間が限られないことです。
また、動画をクリックすれば購入ページへ直接飛ばすことができるため、そのまま売上につなげやすいという仕組みも魅力的でしょう。
どれくらいの効果があったか測定ツールで分析できるため改善しやすいですし、一度アップすればデータはその後も残すことができます。

スポンサー費用がなくかなりリーズナブルなのも、企業にとっては大きなメリットです。
購買に積極的な若年層へのアプローチが可能となるため、今非常に効果のある広告と捉えられています。

同じ動画を店舗やオフィス、イベントブースなどで流すことで、同じイメージをさらに視聴者に浸透させる効果も得られるのは利点でしょう。
事実、ポスターよりも動画の方が目に留まりやすいため、訴求力がありますし、印刷媒体ではないのでコストも削減できます。

スマートフォンと相性が良いのが勝因

日本では10代の動画接触率がスマートフォンから80%となっており、TVとほぼ同率にまでアップしている実情があります。
サイバーエージェントが全国の15歳~69歳の男女30,000人を対象に実施した調査によるものですが、このことは動画の視聴者が若年層をメインとすることが如実にわかります。

さらに今後も動画市場は長期的に伸び続けると予測されており、もはや主力メディアはスマートフォン上にあると言って良い環境となりました。
人は自分が若いときに接触したメディアとその後もずっと接触し続ける習性があるため、少なくとも現在の10代が高齢者になるまでは、この傾向が続くことになります。

動画広告がここまで飛躍的に伸びたのは、まさにこのスマートフォンとの相性が良かったことが挙げられるでしょう。
常に眺めているスマートフォンの中で、商品への理解度がアップし、購買行動を起こしやすくする要素が含まれているため、宣伝効果は抜群です。

しかも視聴者が自ら商品を検索し、SNSやブログでシェアすることでさらに口コミが広がる期待があります。
もしその視聴者が購入には至らなかったとしても、SNSで商品やサービスが広められる可能性は十分にあるのです。

動画広告における課題とは

これほどに素晴らしい動画広告ですが、現在のところ以下の課題があります。

・動画のクオリティに結果が左右される

動画であれば何でも良いかというと、残念ながらそういうわけにはいきません。
クオリティが高いほど効果は高いですし、心を惹くためには企画も重要です。
影響が大きいだけに、もしマイナスイメージを持たれてしまうと、その影響は強烈なダメージになりかねません。
動画広告の制作には、それなりのコストをかける必要があります。

・通信環境に左右される

通信スピードにより動画がスムーズに再生されない場合、視聴者にとって非常に大きなストレスになります。
また、流し方にもセンスが必要とされ、強制的に再生される動画は邪魔になり、目当てのコンテンツが視聴できないなどの理由で悪い印象を持たれる恐れがあります。
回避するために重要なのはきめ細やかなターゲティングを行うことで、常に動向を分析し、こまめに改善を施すことが必要でしょう。
良くも悪くも大きく振れる媒体である以上、細心の注意が必要です。

まとめ

人が動画広告に目と心を奪われるのは、動くものに反応する心理や、静止画よりイメージしやすく理解しやすいというシンプルな利点が活かされているからです。
具体的なイメージが湧くと購入意欲も湧きやすく、日夜手元にあるスマートフォンとの親和性が高い分、話題になりやすいのもメリットでしょう。
動画広告はこれからも大きな将来性を持っていますので、動画広告に参入する価値は大いにあると言えるでしょう。